旬が短い柿を美味しくいただける贈り物にもオススメな柿菓子

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柿の季節は意外に短くて、店頭にたくさんの柿が並ぶ旬の時期はほんの数週間です。

しかし、柿を干し柿に加工することで、日本人は古くから柿を長い期間楽しみ、現代では、柿を使ったお菓子もいろいろと考案されています。
干し柿でも十分甘いのに、それ以上に甘くておいしいお菓子があります!柿本来の甘味は、後味のさわやかな上品なお菓子をも作り出してくれるのです。

贈り物にもおもてなしにも使えるちょっと贅沢な柿のお菓子をピックアップしてみましょう!

干し柿に柚子を巻き込んだ奈良のお菓子「柿寿賀」

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奈良の猿沢池のほとりにある総本店柿寿賀で販売している「柿寿賀」は、柚子皮を芯として、干し柿で堅く巻き上げたお菓子です。

細長いのり巻きの形ですので、薄くスライスするとおいしく召し上がれます!

柚子の酸味と干し柿のやわらかい食感と甘みが、高級感あふれる柿のお菓子です。パッケージには、品の良い柿の図案が描かれていて、おつかいものにもピッタリです。

スライスする時は、冷凍してから切ると簡単です。
冷凍されると硬くなり、お菓子の形を崩さずに切ることができるのです。

そのあと解凍はどうやって?と思う方もいるかもしれませんが、薄いのですぐに自然に解凍され、ほどよい柔らかさになります。冷たいのが気になる秋から冬にかけての寒い時期には、少し前に切っておいて常温にしておくと食べやすいでしょう。

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柿は秋の風物詩ですので、柿寿賀は秋から冬にかけてのお菓子として最適ですが、実は真夏の柿寿賀も絶品です!

真夏に総本店柿寿賀のお店に伺った時、差し出された柿寿賀のおいしかったこと!

店先の小さな冷凍庫からスライスした柿寿賀を出していただいたのですが、口に入れるとひんやりとした食感にはっとし、後から干し柿の甘みと柚子の酸味が広がり、本当に暑さを忘れる心地良さでした。

冷凍保存できて、冷凍庫から出してすぐに食べられるというのも柿寿賀の良いところです。
冬のお歳暮にも、夏のお中元にも便利ですし、急なお客さまにもさっと出せますね。

江戸幕府に献上された干し柿を使った岐阜の銘菓「柿羊羹」

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岐阜県大垣市に本店を構える御菓子つちやは、創業250年を超える、由緒ある老舗菓子店です。
岐阜県は柿の名産地で、干し柿は美濃柿として珍重され、江戸幕府に献上されていました。

「柿羊羹」は、江戸時代末期の天保年間に堂上蜂屋柿の干し柿を羊かんに混ぜて練り上げて作ったのが始まりです。

明治時代には、博覧会で何度も賞を受賞しており、岐阜県の銘菓となっています。

羊かんというと四角い形が定番ですが、柿羊羹は竹筒を型にして作られており、縦半分に切った竹筒に入ったまま出来上がりになっています。そのため、羊かんの切り口は半月形になっており、丸い背を上にしてお皿に並べると、これが羊かん?と思われるかもしれません。

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透きとおった柿色の羊かんは、切る時には少しベタついて濃厚な甘さを予感させますが、実際に口に入れてみると、柿の甘さが軽やかに広がり、後味はさっぱりとしています。

羊かんと言ってもやわらかめのタイプなので、常温でもおいしいですが、夏に冷やして召し上がるのもオススメです。

薄くスライスしてレモンや柚子のしぼり汁をかけても柿の味が引き立ちます。

また、お酒のお供にもあっさりした甘味がよく合います。柿には二日酔いを防ぐ効果もあるので、お酒の席のデザートに良さそうですね!

様々な柿菓子を揃える老舗店舗「御菓子つちや」の「延寿柿」

「延寿柿」は、やはり堂上蜂屋柿の干し柿を練り羊羹に混ぜて作られたものですが、白餡が加えられ、柿羊羹とはひと味違ったお菓子になっています。

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柿をかたどって丸い形になっているので、切り分ける必要がなく、手軽に楽しむことができます。

柿は健康に良い成分が豊富で、健康食品でもありますが、このお菓子には縁起良く「延寿」の名がつけられ、お祝いの席にも合うお菓子になっています。パッケージも、柿のある情景がやわらかな画風で描かれており、趣があります。

柿羊羹よりもしっかりとした生地で、食感は、ゼリーに近く、味は、干し柿をそのまま閉じ込めたような濃厚な味!

延寿柿は、老舗菓子店つちやならではの、干し柿のおいしさを最大限に引き出したお菓子といえます。

ほかに、御菓子つちやでは、「のし柿」というお菓子も売り出しています。これは、柿を羊羹で練り上げ、細長く切ったお菓子で、1個ずつ包装されていますから、食べやすく、柿のおいしさを簡単に楽しめるようになっています。
そのほかにも、柿の葉をかたどったリーフパイ「柿万葉」や、柿ジャムを包んだ紅茶クッキー「柿ごころ」など、新製品が出されています。

柿のお菓子を探す際には、ぜひいちど御菓子つちやの商品をチェックしたいですね!

柿のお菓子をいくつかご紹介しましたが、酸味のある柚子との相性が良く、柿本来の甘さがさっぱりしているのでお酒にも合うようです。

柿は庶民の味ですが、干し柿を使ったお菓子はちょっと上品になります。改まった席で使うと、親しみのある秋の味わいが口に広がり、思わず顔がほころび、いっそう話がはずむことでしょう。

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