添加物の安全性と柿渋

kakishibu-mania-3-additive-safety-persimmon

柿渋は、柿渋そのものを希釈して飲む用途よりも、塗料や消臭、抗菌といった効能を利用して、日常生活に関わる製品や健康食品の添加物として用いられることが多くあります。

食品のように口に入れるもの、石けんやシャンプー、化粧品といった肌に直接触れる製品への添加物については、もっとも心配なのはその安全性です。こうした製品には少なからず化学的に合成された添加物が入っており、それが安全性を脅かしています。

本来、自然界に存在しない化学物質は、薬のように医学の発展に大きく寄与し、食品に添加することで保存性を高め、野菜の栽培に使うことで害虫を防いだりと、現在は欠かすことができません。しかしながら、自然界に存在しない物質を、間接的にでも体に取り込むリスクは大きく、体に残留していくことが、健康被害を引き起こす原因にもなっていきます。

こうした添加物の効果は、メリットだけを受けることが難しく、トレードオフといってメリットとリスクを交換して初めて成り立つものです。そこで、近年は安全性について、より注意深く考える風潮が主流になり、無農薬野菜などはその最たるものでしょう。

安全な添加物を確かめるとき、1つの大きな目安として考えられるのが「天然由来」という表示。

天然由来は天然物と同じ意味ではないですが、天然物から工業的に生成された物質は、人工的に生み出された化学物質より影響が少ないと考えて当然ですよね。

そして最も安心を感じるのは、「口に入れても大丈夫」と感じさせる物質です。食品や日常生活品の添加物が化学物質のオンパレードだったら、誰でも眉をひそめます。シャンプーによくある天然オイル配合に抵抗を感じないのは、オイルが(全てではないですが)口に入れられる物質であることを無意識で感じ取っているからです。

柿渋は口に入れられるどころか、普段から食べているくらいなので説明する必要もないですね

柿という天然物から作られたもので、そこには化学薬品が一切入りません。柿渋の唯一の問題であった、匂いがきついという点も、精製技術の進歩によって改善され、現在では柿渋のメリットだけを受けられるようになっています。

この記事のカテゴリー:
Pocket