柿のコンテナ栽培 ~4つのメリット~

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コンテナ栽培とは、ボックス栽培・プランター栽培・ポット栽培などを差し、本来露地に植えるべき野菜や果樹を、大きめの鉢に植えて栽培する方法を言います。

初めは農家ではなく、国や大学の研究機関によって、小スペースで野菜や果汁の肥料吸収について研究する事を目的として考案された方法でしたが、研究過程でコンテナ栽培をすることによって果実の品質が良くなることが判明したため、生産現場にも取り入れられるようになりました。

柿をコンテナ栽培する事にはいくつかのメリットがあります。それは、

1、柿が甘くなる(糖度が高くなる)

通常の露地に栽培するのに比べて、大きくて甘い果実が実ります。柿は甘さと大きさが価値の判断基準となるため、このメリットは非常に大きいものでした。

コンテナ栽培は露地栽培に比べて、糖度が1~2割ほど増すと言われています。

2、収穫量が増える

苗木の場合、露地栽培では枝が横に広がるようにしますが、コンテナ栽培では感覚を詰めて並べることが出来るため、多くの実が結実すると同面積では収穫量が増えます。露地栽培に比べて30~40%ほども収穫量が増えます。

3、作業が楽になる

苗木の高さが約180㎝であるため、柿の収穫が容易です。露地栽培に比べて、肉体的負担が大変軽くなります。

4、育成期間の短縮

育成期間が速くなります。露地栽培では「桃栗三年柿八年」ということわざのとおり、木を植えて方収穫するまでに7~8年の歳月を要しますが、コンテナ栽培では苗木を植えてから2年目で、平均して1本当たり10個の実がなります。農家にとっては商品化までのスパンが短くなりますし、研究機関にとっても研究スピードが速くなるので重宝されています。

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