柿を苗木から育てる方法
まず、柿の特性に非常に日光を好むというものがありますので、苗木を植える場所は日当たりが良く風当たりが少ない場所を選んで下さい。また、柿の木は苗木のころからは想像できないほど大きく成長しますので、広々とした場所に植えてあげてください。
苗木の下50㎝くらいの場所にブロック、または大きな石を入れて木の根が地中深くはらずに横に逃げるようにしてください。これは、柿の木の樹勢がよすぎると実がならないためです。木は11月下旬~2月下旬くらいに植えるのが最適です。植える際の穴は深さ40~50㎝、直径40~70㎝くらいに大きく掘って植えるのがいいとされます。
土には赤玉:腐葉土=7:3の割合で混ぜたものを使います。
植えた後の管理方法
苗木は弱く、風雨の被害を受けやすいので、植えた後の3~5年程度は支柱を立てて樹を結束してください。
肥料には元肥として発行油粕を緩効性肥料を根が直接当たらない深さに入れます。
この時、肥料が多すぎると逆効果となり、柿の木にダメージを与えるので注意が必要です。
水やりは、土が渇いたタイミングで与えてください。乾燥に注意すると言った感じで、頻繁に行う必要ありません。とにかく乾燥が大敵で、夏場は特に注意が必要です。水をやった後に草を敷くなどすると、素早く乾燥する事を防ぐ事が出来ます。
葉が茂りすぎた場合には剪定を行ってください。重なり合った部分の枝を斬ります。遠くから見て、伸びすぎている枝があったり、バランスの悪い箇所があれば枝を切って全体の形を整えます。晩秋~冬季に行います。