柿はビタミンが豊富に含まれており、その他様々な栄養素が含まれているため、大変体にいとされています。その一部をご紹介します。
ビタミンC、ビタミンA
柿にはビタミンCとビタミンAが豊富に含まれています。これらのビタミンは免疫機能を高め、体の抵抗力を増す働きがあります。この効能によって、風邪をひきにくくなるという効果が得られます。
タンニン、ペクチン、カリウム
柿にはタンニン、ペクチン、カリウムが含まれます。タンニンは毛細血管の透過性をよくする働きがあり、カリウムはタンニンと共に血圧を低下させる働きがあります。
また、ぺクチンは食物繊維の一種であるため、コレステロールを減少させ、動脈硬化や成人病のリスクを下げます。
カロテン
柿に含まれるカロテンには、動脈硬化を予防する働きがあります。また、干柿にすることでカロテンは濃縮され、干す前の3倍以上に増加します。
タンニン、カタラーゼ、カリウム
柿の渋みの原因はタンニンです。これは甘い柿を含めて全ての柿に含まれている成分です。甘柿の果肉に黒い粒がありますが、これはタンニンの塊です。
タンニンはアセトアルデヒドと結合して体外に排出されるため、お酒を飲む前に柿を食べることで悪酔いするのを防ぐ事が出来ます。カリウムには利尿作用があるため、体外へ毒素を排出する事が出来ます。また、カタラーゼという酵素もアルコールとアセトアルデヒドの分解を助けます。