柿の皮を有効活用した健康茶と茶葉寿司

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柿の皮茶は捨ててしまいがちな柿の皮を使ったパリパリチップス★で作った柿の皮チップスを使います。

お茶パック・・・1枚

熱湯・・・適量

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【作り方】

①柿の皮チップス適量をお茶パックに入れて柿の皮チップスを手や麺棒等で砕きます。

②①をコップに入れて熱湯を注ぎ、お茶がほんのりオレンジ色に色づけば完成です。

 

 

柿のほんのりとした甘味が楽しめる素朴なお茶です

寒い時期にこのお茶を飲めばホッと気分も落ち着きます。そのまま食べても美味しい柿の皮チップスですが、お茶にしても美味しいです。

低カロリーで栄養豊富ですし、あたたかいお茶を時間をかけてゆっくり飲めば満足感が得られるのでダイエット中にもオススメのレシピです。

今回は柿の皮を使ってお茶を作りましたが、柿の皮チップスと同様の方法で柿のヘタや葉を焼いて乾燥させたものもお茶にする事ができます。柿の葉を使ったお茶を飲むことで健康効果が期待できるので、日々の生活に取り入れる事で健康な体を作ることが出来ます。

例えば、柿の葉にはレモンの10倍とも言われるビタミンCが含まれているのでビタミン補給としてはもちろん、利尿効果があるので常飲することで新陳代謝を高める効果も期待できます。

柿の葉茶は健康への効果が期待できるのですが、柿の葉茶を飲んですぐにコーヒーや紅茶、緑茶を飲むと
柿の葉茶の健康効果が相殺されてしまうようなので注意が必要です。

と、ちょっと珍しい柿の茶葉寿司?

柿の葉寿司という寿司はあまり聞いたことがないかもしれませんが、奈良県、和歌山県、石川県などではよく食べられています。一口サイズの酢飯に鮭や鯖の切り身を合わせ、柿の葉で包んで押した寿司です。食べる時には柿の葉を葉がして食べます。

柿の葉には殺菌効果があるため、柿の葉でつつむことで数日の保存が可能になります。これをさらに塩漬けする事もあります。先人の知恵とはすごいものですね。科学の発達していない(雑菌というものの存在さえ知られず、殺菌という観念がなかった時代)に、柿の葉に殺菌効果があると言う事を経験的に知っていたのでしょう。

食べられている地方以外では食べたことのない人が多いので、これを食べてみたいと思った人もいることでしょう。そこで、ここでは柿の葉寿司の作り方を簡単に書いてみます。米が一升あれば3家族分作ることが出来ます。お正月やお盆などに作って、親戚を迎えてみてはいかがでしょうか。

材料は

米 ・・・ 1升(1800g)

塩鮭または塩鯖 ・・・ 1匹(700g位)

柿の葉 ・・・ 80~90枚

酢 ・・・ 200cc

砂糖 ・・・ 1カップ

塩 ・・・ 20g

昆布・酒 ・・・ 適量

作り方は以下の手順です。

①、柿の葉をよく洗い、水気はキレイに拭き取っておく(水が残っているとここに雑菌がわく可能性があります)

②、昆布と酒を入れてご飯を炊き、10分以内に酢を入れて酢飯を作る。

③、塩鯖もしくは塩鮭を3枚におろし、酢飯で1時間くらいしめる。

④、塩鯖もしくは塩鮭を酢飯から取り出し、皮をはいで3~4mmに切り、酢に浸けておく。

⑤.寿司飯を握り、鯖もしくは鮭を乗せて、柿の葉でつつむ。

⑥、寿司箱(きっちりとサイズの合ったもの)に詰めて重石をのせ、一晩押したら出来上がり。

地方によっては珍しい食べ物ですが材料はどこでも手に入るものです。ぜひ作って見てください。

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