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茶にはさまざまな種類のものがあります。柿に関して言えば、柿の葉茶というものも存在します。お店などで見かけることはあまりないかもしれませんが、日本では古くから体調を整えるために飲まれてきました。
効用としては、高血圧の予防や血圧の安定に効果があるとされています。また、柿にはビタミンCが豊富なように、柿の葉茶にもビタミンCが含まれています。このため弱酸性なので、アルカリ性の飲料(例えば緑茶やコーヒー)と一緒にのむとビタミンCが失われるので注意が必要です。
また、コーヒーや紅茶とは違い、柿の葉茶にはカフェインが含まれません。寝る前に飲みたい時には寝られなくなる心配がないのでおすすめです。
柿の葉茶の作り方は簡単です。
①まず、柿の葉を用意します。この時の柿の葉は、まだ柿の実を取っていない7~8月までの柿の葉を使用します。渋柿でも甘柿でも、どちらの柿の葉も使う事が出来ます。
②収穫した柿の葉を、2日間ほど陰干しします。乾燥したら、葉脈をとって、包丁で3mmくらいの幅で刻みます。
③鍋に湯を沸かし、セイロを載せて温めます。個の中に柿の葉を入れて1分半蒸し、ふたを開けたら扇風機で風を送って水滴を蒸発させます。
④これをざるにあけて再び陰干しをします。完全に乾いたらいつでも飲むことが出来ます。茶筒にいれて保存しましょう。
飲む時には大さじ1杯の柿の葉茶を急須に入れて熱湯をそそぎ、7~8分おけば飲みごろです。
簡単に誰でも作ることが出来て、健康に効果があり、カフェインが含まれていないため誰でも飲むことが出来る柿の葉茶はとても優れた飲み物です。